カリフォルニアフィグイベント
こんにちはクスパスタッフです
先日、カリフォルニアフィグイベントへご招待いただき、東京アメリカンクラブへ行ってまいりました!
イベントは、カリフォルニアフィグ協会CEOによるプレゼンやシェフによるフィグ料理のクッキングデモ、お料理の試食など・・・盛りだくさんの内容でした
“ フィグ ” とは、「いちじく(無花果)」のこと
アメリカ産のフィグのうち、フレッシュ(生)フィグの98%を生産しているのはカリフォルニア州。さらに、ドライ(乾燥)フィグに関しては100%の生産シェアを占めており、世界第三位の生産高になっています。
カリフォルニアの大自然の恵みを受けて育ったフィグは、世界中のさまざまな食文化の中で大切にされている果物であり、中でも地中海地域やアジア諸国の料理に多く使われています。
フィグがさまざまな料理や食品に応用できるよう、多様に製品化されているのをご存知でしょうか?
左から 「フィグ濃縮液」、「フィグナゲット」、「フィグパウダー」
「ダイスフィグ」、「フィグペースト」です。
それぞれに特性があり、異なる風味をもっています。
今回のイベントで料理のクッキングデモをおこなったのは、29年間にわたってテキサス州ヒューストン市内で最も人気を博した伝説的な「カフェ・アニー」のオーナーシェフを務めたことでもよく知られるロバート・デル・グランデ さん。
料理デモを通して、フィグ × 料理 の新しい一面と魅力を伝えてくださいました。
一品目は、『タイ風フィグカレーとシュリンプカクテル』
二品目は、『海藻パウダー衣がけ胡麻マヨネーズ風味ホタテ&アジアンスタイルフィグ・セサミマヨネーズBBQソース添え』
三品目は、『カリフォルニアフィグと海藻パウダーの衣がけアメリカンビーフステーキ、アジアンフィグステーキソース添え』
カリフォルニアフィグの独特の甘みは、スパイシーな風味や塩辛い味との相性も抜群!
フィグ特有の食感がアクセントになっていたり、フィグをプラスすることで旨味が増したりと、パンやお菓子のみではない“料理”への幅広い活用術を学ぶことができました。
最後の四品目には、『カリフォルニアミッションフィグ&カリフォルニアクリームチーズタルト』をいただき試食タイムは終了。
今回のセミナーでは、フィグの優れた栄養価だけでなく、独特な風味が他の食品やワインとのペアリングにより、美味しさが一層引き立つことを感じました。
カリフォルニア産のフィグは、豊富な栄養成分と食物繊維を含んだ優れた健康食品であり、豊かな風味と食感を備えた果物です。赤ワインやお茶よりも多くの抗酸化作用があり、不足しがちなマグネシウムやカルシウム、カリウムなどのミネラルもたくさん含んでいます。さらに、脂肪分も塩分、コレステロールもすべてゼロという優れもの。
フィグを多く消費している地域では、住民たちの平均寿命が世界平均よりも長いという研究結果もあるそうです。
海外では、化粧品の原材料としても使われているフィグ
会場にいた日本のレストランシェフ、料理関係者の方たちも、フィグの新たな可能性を感じていました。
“ 果物 ” としてだけではなく、日頃の“ 料理 ” にもフィグを取り入れてみてはいかがでしょうか?
カリフォルニアフィグの優れた栄養価と素晴らしい風味、そして上品な甘さと独特な香り・・・
すでに海外では多方面から注目を集めているフィグが、これから日本で新しい広がりを見せてくれるのが楽しみです