KITCHEN COLLECTION vol.4 レポート4
こだわりのものづくり
毎年キッチンコレクションにご参加頂いているのがタカナシ乳業。
今年は、ブースにてチーズをご紹介いただきました。
タカナシ乳業のチーズを初めて食べた方は、「すごくフレッシュでとてもおいしい!」と口々に言っていました。
また、セミナールームでは、チーズについてのお話しと、4種類の牛乳の飲み比べをしていただきました。
今回は北海道根釧地区の生乳を使用した乳風味が豊かで、ジューシーな味わいの新商品「チェリーモッツァレラ」のご試食つきで、製造プロセスなど興味深いお話が伺えました。
そしてオープンキッチンでは、以前、タカナシ乳業とのタイアップ企画を実施していただいた、spring' kitchenの山口はるの先生に『北海道マスカルポーネチーズ』を使用した、ミニレッスンを実施していただきました。
今回作っていただいたのが、「マスカルポーネのフライ」です。生ハムにマスカルポーネを包んで揚げるだけという簡単なレシピですが、おもてなしにも使える一品でした。
マスカルポーネはあまり馴染みがないチーズかもしれませんが、皆さんもぜひチャレンジしてみてくださいね
お米の旨みたっぷり「三州三河みりん」
今回初出展していただいたのが、愛知県三河で明治43年の創業以来伝統的な製法にこだわり、本格みりん『三州三河みりん』を造り続けている角谷文治郎商店です。
「米一升・みりん一升」の醸造法を受け継ぎ、もち米のおいしさを醸造という伝統的な技のみで引き出した国産米100%の本格みりんです。上品でキレの良い甘さと自然なコクが特長で、素材の持ち味を引き立てます。
500年前に甘いお酒として醸造され飲み親しまれてきたみりんを、実際に会場で試飲してさせていただきました。今まで料理用にしか使用した事がなかったのですが、紹興酒のような深みと後味のよいスッキリとした甘みが広がり驚きの美味しさでした!
また、セミナーではみりんの歴史や他の醸造製品との関わり、そしてみりんの新しい活用法までお話いただき、ご参加された方は、「今まで知らなかった昔ながらの調味料を色々と知ることが出来た」と感激されていました。
オープンキッチンでは、春のおもてなしにピッタリのみりんを使った「パンナコッタ」のつくり方もご紹介いただきました。
砂糖と比べみりんで作ると後味がさっぱりとし、やさしい甘みが口中に広がります。
仕上げにみりんを煮詰めて旨みを凝縮させたみりんソースをかけていただいたのですが、「これがまたおいしい!!」煮詰めたみりんは、煮沸したビンに詰め冷蔵庫に入れれば一ヶ月は保つそうです。ヨーグルトやアイスにかけたり、お料理に使うとコクが増すので常備したいソースです。
皆さんもぜひお試しを~